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ワンストップ・サービスの問題点と継続への期待
ワンストップ・サービスが全国各地のハローワークで実地されました。
ワンストップ・サービスについて、
ご存じない方は以下の動画をご覧下さい。
このワンストップ・サービスは、去年の暮れ、
東京、日比谷公園で行われた「年越し派遣村」の代表、
現在、内閣府参与の湯浅誠さんが強く提案して実現した制度だということです。
昨年、テレビ、各種メディアで大きく取上げられた
「年越し派遣村」について、湯浅さんは以下のようにおしゃっています。
内閣府参与の湯浅誠さん「ワンストップ・サービス・デイは一歩前進だが壁は厚いより引用「年越し派遣村」では、寝る場所があって、
食事があって、労働相談と生活相談が受けられて、
お医者さんもいてということで、
ひととおりのことがそろうという総合相談窓口ができていたわけです。これは「年越し派遣村」で初めてできたものではなくて、
野宿者支援、ホームレス支援運動による
30年来の取り組みの中で作られたものです。つまり、野宿の人たちには何もないですから、
その何もない野宿の人たちの生活を支えるためには、
パッケージをそろえなければ支援できないわけです。そういうノウハウを「年越し派遣村」でも使ったわけですね。・・・
「パッケージをそろえなければ支援できない」の発言を
具体的な形にし、テスト的に実施したのが
ワンストップ・サービスなんですね。
「年越し派遣村」のような支援の仕組みは、
私が住む名古屋地方はもとより、他の地域にもありましたが、
去年後半から急激な景気後退による失業者の激増で、
通常の支援団体の力だけでは、どうにもならなくなりました。
地方自治体、国からの援助なくしては、
続けて行けない支援運動に大きな影響を及ぼしたのが、
「年越し派遣村」だったんですね。
今回のワンストップ・サービスについて、
報道されたある記事をご紹介します。
以下、(ワンストップ・サービス試行 保護対象「助かった」 申請できず...「不満」(産経新聞) より引用)
全国77のハローワークで30日、試行されたワンストップ・サービス。利用者の多くは「1カ所で相談ができて便利」「職探しの場で生活保護の対象になると知った」と満足そうだった。一方、多くの人が求めた生活保護は相談の受け付けだけで、申請や手続きは今まで通り福祉事務所に足を運ばなければならず、不満の声も漏れた。(今泉有美子)
・・・ ハローワーク飯田橋(東京都文京区)では、文京、中央、千代田区の福祉関係の担当職員のほか、弁護士や保健師ら約15人が会場となった5階の会議室で待機。次々に訪れる利用者の悩みに沿って、専門家が順番に相談に乗った。
日雇いの仕事を転々としながら、2週間前からマンガ喫茶で寝泊まりをしているという男性(62)は、仕事や住居の相談のために来場した。「工事現場などで働いていたが、体調が悪くなり、最近では日雇いの仕事も見つからない。生活は苦しい」と訴える。
ハローワーク2階の総合窓口でサービスの仕組みを聞いた後、求職窓口で求人情報を確認。続いて5階の新宿区の生活相談窓口で生活保護の相談をした。
「自分が生活保護の対象者になると初めて知った。とても助かった」。しかし、実際の申請は、寝泊まりしているマンガ喫茶のある新宿区の福祉事務所に行かねばならず、男性は「申請手続きも一緒にできれば、もっと助かるのだが」と漏らした。
厚生労働省は、生活保護の申請がワンストップ・サービスから外れた理由について、「申請には収入の有無など調査が必要で時間がかかるため」と説明する。
今年8月に10年以上働いた印刷会社が倒産し、収入が途絶えたという男性(58)は家賃の支払いにも困り、ニュースで今回のサービスを知ってハローワークを訪れた。
男性は窓口で、会社都合で失職した場合、新たに住宅を借りる際の貸付制度が利用できることを知った。「さまざまな窓口を回る時間を省くことができ、とても便利だった。これからも定期的に開催してほしい」と話した。
【関連記事】
・失業者支援「ワンストップ・サービス」 77カ所で試行
・不況を反映 利用者想定の倍に 京のワンストップ・サービス
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091201-00000043-san-soci より引用。
今回、行われたワンストップ・サービスについて、
記事にもある通り、賛否両論もありますが、
働きたいが職がなかなか見つからず、
生活費、住宅費に困窮する人たちにとって
今回のサービスは大きな役割を果たす制度だと思います。
私もいろいろな報道や
実際、このワンストップ・サービスを
受けられた方の感想を目にしましたが
おおむねこのサービスの便利さを支持する方が多かったようです。
しかし、絶対的な相談受付の職員数が少なく、
ワンストップ・サービスを利用しようと訪れた方の中には、
かなり待たされた上、何も解決できず帰った方も少なくなかったようです。
あるブログのコメントでは・・・
■ワンストップ行きました
いつも行くハローワーク北千住のワンストップサービス行きました。しかし葛飾区居住者は錦糸町のハローワークへ行ってくれと言われ、錦糸町では立石の区役所で手続きをと言われ、一日走り回って結局何も解決せず、でした。 さて、明日からどうやって生きていこう。
などのように、今回のサービスの
具体的な情報が伝わっていなかったために
各部署を転々とたらい回しにされた人もいたようです。
各相談部署を集め、時間的便宜さを追求したのが
ワンストップ・サービスだというのに・・・(T-T)
生活保護の申請の件など
他にも問題点が多いワンストップ・サービスですが、
ぜひ、より便利で役に立つサービスに発展させ、
これから継続して行ってもらいたいという期待で一杯です。
あなたにもできる!Do books 著者:湯浅誠出版社:同文館出版サイズ:単行本ページ数:211p発行年月:2005年08月この著者の新着メールを登録する2007年度新語・流行語大賞のひとつに選ばれた「ネットカフェ難民」。「ネットカフェ難民」という言葉で最初に報道した日本テレビNNNドキュメントの水島宏明ディレクターが、報道の中では伝えきれない取材の"真実"や"裏側"、報道の"その後"をまとめた『ネットカフェ難民と貧困ニッポン』を上梓しました。【内容情報】(「BOOK」データベースより)生活保護の取り方教えます!何をどうすれば、生活保護を勝ち取ることができるのか。【目次】(「BOOK」データベ・・・楽天ブックスの商品はコチラ
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